小児の治療について

お子さんへ一生涯の贈りものは、お口の「健康習慣」です!

akachan_ha_nyuushi

乳歯は永久歯より柔らかいため、ムシ歯になりやすく進行も早いのが特徴です。
さらに、頻繁に甘いものを食べる機会が多く、ムシ歯にもなりやすい時期です。

「どうせ永久歯になるから…」と予防や治療をしない方もいますが、永久歯に生え替わる際にムシ歯菌だらけのお口の環境では、永久歯が生えるなりすぐにムシ歯になってしまいます。永久歯も生えたての頃は柔らかく、しばらくは乳歯と同様にムシ歯になりやすい状態なのです。

歯は一度ダメになると二度と元の完全な状態には戻りません。
悪くなってから歯医者に行くことをくり返すと、大切なご自身の歯は悪くなるだけです。そのためには、日頃から歯の健康を維持するための、歯磨きをはじめとするお口の「健康習慣」を身につけることなのです。

永久歯になってから勉強やクラブ活動が忙しくなり、成人してもっと忙しくなって…、20歳代も後半に近くなり歯が痛くなって、あわてて歯科を受診したことはありませんか?
口腔の健康は悪くなってからその大切さに気がつくものです。40歳を過ぎて急激に悪化する歯周病の進行も、永久歯が生えた瞬間から始まっています。

せめて自分たち大人の経験から、これから楽しい人生を過ごそうとするお子さんたちにお口の健康習慣を身につけてもらいたいです。
あくまでも、楽しく、簡単に、ほんの少しだけ時間と費用をかけてあげましょう。

お子さんに緊張をさせない、無理強いもしない

medical_haisya_iyagaru

歯医者は怖くて、痛いところですか?
子供の頃に「言うこと聞かないと…歯医者さんだよ!」って言われたことありますか?
大人になっても「歯医者だけは嫌い!行きたくない!」という方も多く見受けられます。

当院ではお子さんに緊張をさせない、無理強いもしない治療を心がけています。

お子さんの笑顔のために

無理やりの治療は将来に渡ってお子さんのトラウマとなり、健康習慣を獲得する機会を奪ってしまいます。ですから、ご家庭の方にはもちろん、お子さんにもできるだけ緊張させない雰囲気で、治療のことを説明して納得してもらってから治療をおこなっています。
お子さんが笑顔でみずから進んで歯医者に行けるように、雰囲気作りに気をつけています。

小児のホームケア

家庭環境や色々な状況を考慮して、無理強いをしないで、無理なく続けられる方法を親御さんに提案していきます。
お子さんのお口にあった仕上げ歯磨きなど、家庭でも少しだけ手間をかけてあげることにより、お子さんの将来も役立つ健康習慣と予防でお口を守ります。